著名人も大勢通う老舗高級イタリアン「マキャヴェッリ」

「君主論」で名高いルネサンス期の政治思想家の名前を冠した1988年創業の老舗高級イタリア料理店マキャヴェッリはシティという好立地もあり、壁には同店を訪れた国内外のセレブや有名政治家の写真がズラリ。純白のテイブルクロスが印象的なゆったり広々空間は、イタリア人ウェイターが給仕してくれる優雅で落ち着いた雰囲気。

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　前菜のおすすめはインサラータ・カプレーゼ（$30）。カプレーゼ自体は日本人にもお馴染みだが、同店の場合バッファロー・ミルクで作った新鮮モッツァレラもトマトも贅沢な厚切りで満足度が高い。

インサラータ・カプレーゼ（$30）
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　SA州産ムール貝の白ワイン蒸しコゼ・アル・ヴァポーレ（$30）は、底厚の両手鍋ごとテイブルに運ばれ演出感バッチリ。赤唐辛子とガーリックが効いた癖になる味で、鍋底に溜まったスープを貝殻の中にたっぷり浸し、海の香り漂う艶やかなムール貝をツルッといただく。前述のカプレーゼともども何人かでシェアできるヴォリューム。

コゼ・アル・ヴァポーレ（$30）
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　日本人におすすめなのはリゾット・マリナーラ（$43）。短粒のアルボリオ・ライスに海老、イカ、ムール貝などたっぷりの魚介類を加え、チェリー・トマトや白ワインを振ったムール貝のダシがベイスのリゾットで、ライスは絶妙なアル・デンテ。魚介類のエキスの旨味とトマトの凝縮した酸味が融合したリッチな味わいだ。

リゾット・マリナーラ（$43）
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　フジッリ・グランキオ（$42）は螺旋状のパスタ、フジッリを蟹肉入り特製クリーム・ソースで絡めた一品で、イタリア産デュラム小麦を使用した自家製パスタは純白の輝きを放ち、こちらも完璧アル・デンテ。フレッシュなパスタならではのコシがあってモチッとした食感だし、甘くてジューシーな蟹肉と濃厚クリーム・ソースの相性もばっちりで、クリーム系パスタ・ラヴァーにおすすめ。蟹肉が惜しげもなく入っているのも嬉しい。

フジッリ・グランキオ（$42）
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　もちろんデザートも充実で、チョコレート・ムース・スライス（$18）はストロベリーの載ったチョコレート・ムースに冷たいヘイゼルナッツ・アイス・クリームが添えられる。ムースに塩キャラメルとヘイゼルナッツを混ぜたチョコレート・グレーゼもかかった大人のデザートで、カプチーノ（$5）などイタリアン・コーヒーと一緒に食後の優雅な時を楽しみたい。

チョコレート・ムース・スライス（$18）
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