【今回の「炉端ジョーンズ」取材YouTube動画はこちら!】
アーターモン駅の改札口を出てすぐ右側の歩行者天国にある日本食レストラン炉端ジョーンズ。開放的なテラス席と木目調の店内席があり数々の居酒屋メニューが勢ぞろい、ランチもディナーも予約をしないとすぐには入れないほどの人気店となっていて、昨今のシドニーでお手ごろ料金の本格的な日本食が食べられる貴重な店だ。
北海道産・水ダコの薄造り($15.50)はきれいにカットされた水ダコがほどよい歯応えがあり軟らかく、スライスした紫タマネギとネギ、オニオン・チップが味に深みを与えている。タレはポン酢ソースまたはワサビじょうゆのレモン添えのどちらかをチョイスでき、チリも散りばめてあるので辛みもプラスされ酸味とのバランスが良い。
北海道産・水ダコの薄造り($15.50)
ちょっとしたおつまみにも最適な特選牛タン($10.80)は、厚みがあり食べ応え抜群。ピリ辛ソースをつけて召し上がれ。
特選牛タン($10.80)
他店では見かけない記者のイチ押しメニュー、北海道産ニシンの糠漬け焼き($16.90)は、何日か糠床に漬け込んだニシンの旨みが凝縮していてとてもまろやか。糠独特の香りが立ち上り、家で仕込むのはなかなか難しいと思われるのでぜひオーダーしてみて。温かいご飯のお供にもピッタリ。
北海道産ニシンの糠漬け焼き($16.90)
赤魚の西京漬け($17.90)はオーストラリアではスナッパーとして知られるタイの一種を使用したもの。日本でいう西京漬けは銀ダラが有名だが、それよりもあっさりとしているので非常に食べやすい。こんがりと焼き目がつくまで焼いてあり、味噌と酒の風味が損なわれておらず手間がかかった一品。軽くレモンを絞っても。
赤魚の西京漬け($17.90)
シメのご飯もののおすすめはウナ丼($20.80)。存在感抜群の大ぶりのウナギはふっくらとしていて箸でスッと切れるほど。下には錦糸卵がたっぷりとしかれており、ご飯にはウナギのタレが染みている。
ウナ丼($20.80)
ドリンクでは世界的に有名になっている獺祭のスパークリング酒($32)をぜひ。泡がシュワシュワと弾けた後に獺祭・純米大吟醸の良い香りがする。また、日本でも大人気のサワー、こだわり檸檬堂の鬼レモン($9)がシドニーで飲めるのも嬉しい限り。焼き鳥や焼き魚の脂をスッキリと洗い流してくれる。
獺祭スパークリング酒($32)
こただわり檸檬堂の鬼レモンサワー($9)
会社帰りや週末のお一人様での一杯から家族や友達同士での食事まで幅広く対応しているので気軽に立ち寄ってみて。
Robata Jones
●8 Wilkes Ave., Artarmon ℡: (02)9299-4999 ■ランチ(金土日)11:30am-3pm、ディナー(火〜日)火~木・日5pm-9:30pm、金土5pm-10pm 月休 ◇酒類ライセンスあり artarmonjoint.com/robatajones
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●シドニー・レストラン取材:炉端ジョーンズ