オーストラリアン・ブランデンブルク・オーケストラ
定期演奏会開催(7/23~8/1)
ディミトリー・シンコフスキー(© Keith Saunders)
バロック音楽専門の室内楽団オーストラリアン・ブランデンブルク・オーケストラ(ABO)が定期演奏会を7月23日(水)から8月1日(金)まで、シティのシティ・リサイタル・ホール・エンジェル・プレイスで開催します。
コンサート・タイトル「ディミトリー・シンコフスキー」からも分かる通り、ロシアのモスクワ音楽院(過去にチャイコフキーとショスタコーヴィチが講師を務め、ラフマニノフが学んだ文字通りの名門音楽学校)出身のロシアの若手ヴァイオリン奏者ディミトリー・シンコフスキーがゲストとして来豪参加、ヴィヴァルディの協奏曲4作品に、コレッリとエイヴィソン/スカルラッティ1曲ずつ、いずれも純然たるバロック音楽を披露してくれます。
今回の公演の目玉は、ミラノ公国(現イタリア)のクレモナで1675年に製作されたフランチェスコ・ルジェリ作のバロック・ヴァオイリンの名器をシンコフスキーが演奏することで、「NYタイムズ」紙が「バロック・ヴァイオリンをまるでロック・ギタリストのように操る」と絶賛したダイナミックなパフォーマンスが期待されます。さらに、ヴァイオリニストとしては非常に希有なことに、シンコフスキーはカウンターテナー歌手としての才能も併せ持ち、今回のコンサートでもヴァイオリンだけでなく自慢の美声も楽しませてくれるプログラムとなっています。なお、同演奏会はシドニー公演の後メルボルンに巡演(8月2日と3日)。
Australian Brandenburg Orchestra: Dmitry Sinkovsky – info
●会場:シティ・リサイタル・ホール・エンジェル・プレイス(City Recital Hall Angel Place)●日程:7月23日(水)、25日(金)、26日(土)、30日(水)、8月1日(金)●開演:全日程7pm、7月26日のみマチネ2pm公演もあり ●料金:*大人/プレミアム席$160、A席$133、B席$106、C席$68 *コンセッション(学生/30歳未満)/A席$54、B席$44、C席$31 *コンセッション(シニア・カード保持者)/A席$111(マチネのみ割引あり)、B席$99(マチネのみ割引あり) *コンセッション(年金受給者/失業者)/A席$80(マチネのみ割引あり)、B席$68、C席$42 www.brandenburg.com.au