今週は”雛祭り”に”ゲイ祭り”♪

「月刊ジャパラリア」2011年3月号のグルメ・コラム「おうちごはんのすゝめ」では、3月3日の雛祭りにちなんで、同コラム監修の東公孝さん(東レストラン・オーナー・シェフ)がとてもゴージャスな雛ちらしを用意してくれました。取材撮影用には大皿に4〜5人前はあろうかというたっぷりの量でしたので、さすがに記者一人でその場で試食というわけにもいかず、一人前程度をお持ち帰り用にしてもらいました。それがこちらの写真です。

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 これ、大皿に盛られていたものから一人前分だけ移してもらったのですが、まるで最初からこれ用に詰めたみたいに奇麗によそってもらい、感激しました♪

 帰宅後、早速いただいた雛ちらし、“東レストランの味”ではなく“東さんの味”、つまり手作りならではの、“その家庭の味”を思わせる美味しさで、さらに感激♪ お寿司屋さんなどで食べる海鮮ちらしもいいですが、このように酢飯にさまざまな具材を混ぜ込む五目寿司系は、やっぱり手作りが一番です。というわけで、女の子がいる家庭だけでなく、雛祭り当日に家で女子会という人も、ぜひ雛ちらしを作ってみてはいかがですか? 市販のちらし寿司の素を使ったっていいのです。上に載せる錦糸卵ほかの盛りつけで、立派な“あなたの家庭の味”の出来上がりです♪

 東レストラン系列の串焼き-バー&グリル-から、もうひとつ別のお知らせ。

 今週は雛祭りがあるだけでなく、土曜日(3月5日)にはシドニー・ゲイ&レズビアン・マルディ・グラパレイドが開催されます。「月刊ジャパラリア」3月号では、マルディ・グラにちなんで、こちらも人気コラム「輝く女性たち」初の番外編「輝くドラァグ・クイーン」として、ダーリングハーストにあるナイトクラブARQ(アーク)で不定期にドラァグ・ショウを行う日本人ドラァグ・クイーン、緒方弘太郎さんに登場してもらいました(※ちなみに99年にオープンしたARQは、依然としてシドニーで最も人気の高いナイトクラブのひとつです)。弘太郎さんは、普段は串焼き-バー&グリル-のフロア全般を取り仕切るサーヴィス・マネジャーですが、ドラァグ・ショウをやる時の芸名は“スー・ナミ(Sue Nami)”(英語発音だと、英語圏の人にも日本語で通じる単語“津波”みたいに聞こえます)で、なんと3月5日(土)の同店ディナー営業では、“スー・ナミ姿”で、つまりドラァグ・クイーン姿でお仕事するそうです!

Sue_Nami1103スー・ナミ姿の弘太郎さん自身も手にしたミラー・ボールに負けず劣らずキラキラしてます♪

 マルディ・グラのパレイドは毎年ものすごい人だかりでウンザリという人は、パレイド当日、 串焼き-バー&グリル-で食事を楽しみながら(&華麗なスー・ナミの“ウェイトレス姿”を見ながら)マルディ・グラ気分を味わってみるというのもありですね。やはりマルディ・グラ・スペシャルとして、選べる2種類のおつまみ(枝豆/鶏の唐揚げ/たこの唐揚げ/鰻の天ぷら/揚げ出し豆腐/海藻サラダ/ゲソ天ぷら/スパイシー餃子)と銀盤純米大吟醸(120ml)のセットが$20で楽しめるキャンペーンも実施中ですので(3月6日まで)、ちょっと軽くつまみたいという人にもぴったりです。ぜひスー・ナミに「ハッピー・マルディ・グラ!(Happy Mardi Gras!)」と声をかけて♪

Kushiyaki – Bar & Grill –

Ground Floor, Regent Place, 501 George St., Sydney ☎ (02)9267-7775 ■ランチ(月〜金)12PM〜2:30PM、ディナー(無休)/月〜土6PM〜10PM、5:30PM〜9:30PM www.azuma.com.au