【今回の「レクレア・パティスリー」取材YouTube動画はこちら!】
モスマン・ジャンクションの交差点からすぐの場所にある日本人パティシエ孝子さんのパティスリー・カフェ、レクレア・パティスリー。日本風の上品な味のケーキを求め、遠路はるばる買いに来るファンも少なくないそう。
ケーキ以外の食事メニューも充実しており、いわゆる通常の洋風カフェ飯だけでなく、日本人の孝子さんならではの茶蕎麦サラダ($14.50)や手作り餃子(8個$12.50)もあり、オムそばならぬ珍しいオムうどん($17)も大人気。焼きうどんを包んだオムレツにカツオブシ、青海苔、マヨネーズ、ソースのトッピングはお好み焼きを連想させるが味付けがくどくなくあっさりとしているので、いくらでも食べられてしまう。リピーター続出なのも納得できる。
オムうどん($17)
記者のお気に入りはシーフード・リゾット($21)。海老やムール貝、イカ、白身魚の自然な塩味と磯の香りが広がる本格派で、玄米、黒米、白米を混ぜているのも嬉しいポイント。落とし卵で栄養も満点。
シーフード・リゾット($21)
クロワッサン生地のパンを使った同店のフレンチ・トースト($14.50)もおすすめ。表面は香ばしく焼かれ、中はとても軟らかく、一口食べれば驚きの口溶け。甘すぎないちょうどいいバランスで、どの世代にも愛してらえること請け合い。ラズベリー・ソースと甘酸っぱい果実が口いっぱいに広がり、これを目当てに来る常連客もいるほど人気筋。
フレンチ・トースト($14.50)
店内席でいただくスウィーツなら、こちらも生クリームと黒蜜が添えられたシフォン・ケーキ($10)を。とにかくフワフワで、口の中でシュワッと溶けていく。
シフォン・ケーキ($10)
定番ケーキからは日本人の大好きな、スポンジの密度がありクリーム感がしっかりとしていて食べ応え抜群の苺ショート(イートイン$8、テイクアウェイ$7)、ベイスとなるアーモンド・タルトが厚くサクサクで、なめらかな栗ペイストととても良いハーモニーとなっているモン・ブラン(同$9.80、$8.80)、チーズの風味が生きるバランスで仕上げておりさすが日本人パティシエといったNYチーズケーキ(同$7、$6)は外せない。
モン・ブラン(イートイン$9.80、テイクアウェイ$8.80)、苺ショート(同$8、$7)、NYチーズケーキ(同$7、$6)
ドリンクでは最近人気の高い黒ゴマ・アイスラテ(同$7.50、$7)をぜひ。リクエストにより甘さ控えめで作ってくれるので、少しほろ苦く黒ゴマの風味が存分に楽しめる。
黒ゴマ・アイスラテ(同$7.50、$7)
L’eclair Patisserie
●672 Military Rd., Mosman ☎ (02)9960-7773 ■火~土9:30am-2:30pm、日9:30am-2pm、月休 ※1〜2月の営業時間は随時変更ありなので、同店Facebook(こちら)またはインスタグラム(こちら)で要チェック
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【シドニー・レストラン取材(第6回)】レクレア・パティスリー