シドニー屈指のグルメ街として知られ、レストランの入れ替わりが激しいサリー・ヒルズで創業26年のシーフード・レストラン「モア・フィッシュ」の2号店は、こちらもサリー・ヒルズの、でもオックスフォード・ストリートから徒歩30秒という、より便利なクラウン・ストリート沿いに昨年オープン。ビーチ・カラーのブルーがアクセントの店内席で熱々を食べるのもいいですが、実は店内席でいただくよりテイクアウェイのほうが料金お得(※以下、記載の金額はすべてテイクアウェイの料金)。
一番人気のビア・バタード・フィッシュ($9.90/フライド・ポテト、マッシュポテトまたはサラダ付き)は、水を一切使わずビールと小麦粉だけの生地で揚げているだけあって、とてもクリスピーな仕上がり。肉厚な白身魚を自家製のタルタル・ソースとレモンでいただきます。調理法はほかにもグリル、パン粉揚げ、フィッシュ・ケーキが選べ、値段は変わらず。
ビア・バタード・フィッシュ($9.90)
フィッシュ・バーガー($7.50)も人気で、こちらも調理法をグリルまたはパン粉揚げから選べます。熱々の白身魚の下に酸味の効いた千切りキャベツとニンジンがたっぷり。日本人にはプリプリしたすり身の触感が楽しめるフィッシュ・ケーキ・バーガー($6.50)もおすすめです。いずれも+$3.40でフライド・ポテトを付けられます。
フィッシュ・バーガー($10.90/フライド・ポテト付き)
ほか、弱火でグリルした魚に新鮮なアスパラガスを添え、自家製オランデーズ・ソースでいただくタラの仲間ロックリング($22)は、サラダの量もたっぷりでリッチな気分になれる一品。
ロックリング($22)
パーティには白身魚のフィッシュ・カクテル2切れ、カニカマ揚げ2本、イカリング3個にフライド・ポテトが付いたシーフード・バスケット($15)がおすすめで、フィッシュ・カクテルとカニカマを1個ずつ増やしても$20だから、2〜3人でシェアしてもいいかも。
シーフード・バスケット($15)
オーナー・シェフ、ハンス・モアの奥さんが中国系なことから、中華の影響が見られるメニューもあります。特に人気なのは、薄い皮の中に海老と魚のすり身が詰まった食べ応え十分の水餃子プロウン&フィッシュ・ダンプリング($10.90)。上に散らされたコリアンダーと、ナンプラーの効いた特性ダレの組み合わせも初めての感覚でやみつきになる美味しさ。
プロウン&フィッシュ・ダンプリング($10.90)
Mohr Fish on Crown
●312 Crown St., Durlinghurst(Surry Hills) ☎ (02)9361-3985 ■ランチ(月〜土)11:30 am-3pm、ディナー(月〜土)5pm-10pm ◇酒類ライセンスあり(BYO可) mohrfish.com.au