妊婦や、乳児から未就学児・小学生を子育て中のママたちを対象とした日本の子育て支援プロジェクトのヴォランティア団体「リスニング・ママ・プロジェクト」(略して「リスママ」)が、オーストラリア在住の日本人ママたちにも気軽に無料のリスママ電話を利用してほしいと呼びかけています。
自身もシドニーで2人の子育て中のリスナー、かるべともみさん
リスママ電話は「聴く」の専門的な研修を受け公式に認定された、本人もママである日本人リスナー女性たちが、プレ・ママから小学生の子供を持つママの話を一対一で20分間、寄り添って聴いてくれます。利用方法はPC、スマホ、タブレットから無料ダウンロードできる無料通話ツール「Zoom」をまずダウンロードし(※ダウンロードする必要はありますが、個人情報などを入力して「アカウント」を取得する必要はなし)、リスママ公式サイトを開いたらすぐ出てくる「おはなしDay」のスケジュール表のそれぞれの担当日時が記載されている11人のリスナー女性の中から、自分の好きな日時のリスナー女性に事前予約を入れるだけ。映像通話ではなく音声のみで当然秘密厳守、また話を聴いてくれるリスナーが全員、自身もママである女性たちばかりというのが従来の電話相談などとは異なるユニークな点で、日本のTV番組や新聞などでも取り上げられ、その活動内容を高く評価されています。
話す内容は何でもよく、特に悩みや相談がなく何となく誰かと話したいという人も大歓迎とのこと。ほとんどのリスナー女性が日本在住の中、シドニー在住のかるべともみさんがリスナーとして活動しているから、かるべともみさんを予約すれば「海外在住ならではの日本人ママの話」も共感を持って聴いてもらえます(ちなみにリスナー女性たちは完全ヴォランティアで無給)。かるべともみさんからのメッセージは以下の通り。
「ママ友と話す時間が足りない、ママ友とは話せない話、とりとめもなく話して頭の整理をしたいなどなどの、『ちょっとこれ話したい』という軽い気持ちで話せることから、子供と過ごす毎日の中で煮詰まったり、くじけそうになったり、逃げ出したくなったり、自分の力を信じられなくなって、ふと誰かに自分の話を聴いてもらいたくなることなど、どんなお話でも話してください。聴き手からジャッジされず、余計なアドヴァイスも一切されず、話が漏れることもなく、安心して気持ちを話せる20分、一度体験してみませんか?」
リスニング・ママ プロジェクト:lis-mom.jimdo.com