2013年にオープンし、キングスフォードという在住日本人にはあまり馴染みのないサバーブながら、遠くから通い詰めるラーメン・ファンも大勢いる人気のラーメン専門店に成長した「麺処 まんぷく」が、今年5月に待望の2号店をチャツウッドのヴィクトリア・アヴェニュー沿いにオープンし、ノース地区在住の日本人を喜ばせています。
チャツウッド店の店長を務めるのは、ジャパラリア11月号の「輝く女性たち」にも登場の佳鈴(かりん)さんで、まだ27歳ながら佳鈴さんはとんこつを売りにした同店の店長にふさわしく“玉名(たまな)ラーメン”でお馴染みの熊本県玉名市出身(玉名ラーメンは、地元では熊本ラーメンと差別化されている存在)。ほかもフロア・スタッフ全員、いつ食べに行っても気持ちの良い接客なのは言うまでもなし。
明るくフレンドリーなチャツウッド店スタッフの皆さん(左端が店長の佳鈴さん)
自家製の数種類のスープにタレ、トッピングに加え、麺は3種それぞれのスープとの相性をマッチングさせるために研究に研究を重ねて仕上げた自家製麺。ラーメンの器や海苔などの細部に至るまでこだわり、昨今のシドニーのラーメン激戦の中でも不動の地位を築き上がるほど味に定評があります。
このたび酒類ライセンスを取得し、ビールをはじめ女性ウケする梅酒や果実酒なども取りそろえて提供。酒類ライセンス取得に伴いメニューも見直され、11月からは冷やし中華などこれからの季節にぴったりの新メニューが登場、お酒と一緒に楽しめるようにと一品料理なども提供するとのこと。11月から若干料金も変更ありとのことですが、「真空波動豚」という旧名のしょうゆとんこつベイスの人気メニューは「炙りチャーシュー麺」($17.90)と改名して継続、既に定着したファンを裏切ることのないよう配慮されています。
しょうゆとんこつベイスの「炙りチャーシュー麺」($17.90/ 旧名:真空波動豚)
尾を引く美味しさのつけ麺($15.90)
ラーメン専門店には珍しくデザートも本格的で、新たにジェラートとムース各3種ずつ登場し、女性や家族連れも意識したライン・アップ。
左からティラミス、抹茶、チョコレート・トリオのムース(各$5.90)
左から時計回りに抹茶、ヴァニラ、黒ゴマ・アイス(各$3)
Manpuku(Chatswood)
●226 Victoria Ave., Chatswood ☎ (02)9411-1021 ■ランチ(火~日)11:30am-2:30pm、ディナー(火~日)5pm-9pm 月休 ◇酒類ライセンスあり