【オーストラリアにもついに登場? 新手のオレオレ詐欺?】

1502.jpg

 地上回線にかかってくる電話、受話器を取って「もしもし」と言っても電話そのものが繋がっている気配がなく、数秒後にやっと相手の声が聞こえる。明らかに国外からで(でも日本からの国際電話以上に長すぎる間が空くのが特徴)、その英語は明らかにアジア圏と思しき強い訛りがあり、たいていは今契約しているところとは別の電話会社からのマーケティング。そんな経験、オーストラリア在住の皆さんならお分かりいただけるかと(でも、連日しつこいくらいかかってくるので記者は最初から出ないことも多いです)。

 今日かかってきたのは、数秒、間が空いて、出た相手の英語の訛りがアジア圏というところまでは同じでしたが、「あなたの電話番号の住人がたった今、交通事故に遭ったという報告を受けましたが?」ときたので、一言「No」と答えると(ショックで「Oh, no!」のNoではなく、「この電話番号の住人で交通事故に遭った人はいません」の極めて冷たい口調のNo)、ブチッと切られました。もし「Oh, no! オーマイガーッ!」とか反応していたら、「すぐに手術する必要がありますので、$$$$を今すぐこの口座に振り込んでください」とか言われてたんでしょうか…? もし今後、今回の記者と同様の電話を受ける方、試しに「オーマイガーッ!」と言って相手の次の反応をお知らせいただけると嬉しいです(笑)。

 ちなみに記者の叔母の一人は、離れて一人暮らしする娘(記者の従姉妹)が突然倒れて救急車で病院に運ばれ手術した際、病院からかかってきた電話をオレオレ詐欺と勘違いして「うちの娘は元気にやっておりますのでご心配なく」と言ってガチャッと切ったことがあるそうで(笑)。今となっては笑い話ですが、こういう、身内の病気や事故をかたる詐欺って本当に最低ですね!(怒)

1502-0.jpg