全豪ピアノ・リサイタル・ツアー開催(9/24~10/12)
“当代一のバッハ奏者”として日本を含み世界的に高い人気と知名度を誇るカナダ出身のピアニスト、アンジェラ・ヒューイット(写真:実父が英国人のため英国籍も保持)が初来豪、10月12日までかけてシドニー、メルボルン、ブリスベン、パース、ニューキャッスル、キャンベラ、アデレードの全豪主要7都市を網羅したコンサートを開催中です。
ヒューイットはトロント王立音楽院、オタワ大学で音楽を修めた後、積極的に世界各国で演奏活動を行う傍ら、演奏を収録した何枚ものCDも発表、中でもバッハのクラヴィーア全作品のレコーディングに挑むという11年間に及んだプロジェクトが名高く、クラシック音楽界における多大な貢献ぶりを評価され、前述の通りカナダと英国の二重国籍を持つことから両国から叙勲されるという輝かしい経歴の持ち主。
今回の初来豪ツアーでは、都市や日程によって3つの異なる演奏プログラムを用意、いずれのプログラムにもバッハ2作品とベートヴェン1作品を組み込み、やはり全公演にバッハの名曲「フーガの技法(The Art of Fugue)」が含まれますが、日程によってコントラプンクトゥス1から10までと、同10から15とカノンといった具合に変化を持たせてあります。シドニー公演の詳細は以下の通り(※演奏プログラム、他都市の詳細は下記のウェブサイトまで)。
Angela Hewitt – info
●会場:シティ・リサイタル・ホール・エンジェル・プレイス(City Recital Hall Angel Place)●日程+開演:9月30日(月)7PM、10日12日(土)2PM ●料金:*大人/A席$85、B席$60、C席$40、*コンセッション/A席$74、B席$52、C席$35、*ユース・チケット(30歳未満のみ)/$30 ☎ 1800-688-482 www.musicaviva.com.au