丁寧に時間をかけた繊細なイタリア料理の数々:シックスティーン

「ジャパラリアを見た」で月曜限定の3コース・テイスティング・メニュー
(アントレ、パスタ、メイン)が月~木オーダー可!
(※オーダーは2人以上/1日3組限定/6月いっぱいまで)

 2ハット受賞のブオン・リコルド(Buon Ricordo)で5年のシェフ歴を持つ日本人オーナー・シェフ龍徹(りゅう・とおる)さんの味のファンが多く、週末は予約なしでは入れないほど人気のイタリアン・レストラン、ニュートラル・ベイのシックスティーンを取材しました。

16ex1305.jpg

16in1305

スペシャル・メニューから、自家製パスタを薄く伸ばして、鴨のラグーを包んだラヴィオリ($24)は、刻んだマッシュルームを3時間かけてじっくり炒めマッシュルームの旨みを凝縮したコクのあるソースとともに堪能。

鴨のラグー入りのラヴィオリ~マッシュルーム・ソース($24)
16_1305-2

 

ナイフを入れるとこんな感じで、鴨のラグーがたっぷり詰まっています♪
16_1305-3

 

シックスティーンの取材では毎回、撮影の後の試食タイムに、料理のソースも楽しめるようにとサワードゥ($5)も出してくれる嬉しい気遣い
16_1305-1.jpg

16_1305-4.jpg さらにはこの料理に合うというおすすめイタリア産ワインまで! 写真のワインはカサウラ(Kasaura)のモンテルチアーノ・ダブルッツォ(Montepuciano d’Abruzzo/グラス$9、ボトル$42)ですが、確かにすごくまろやかで美味しかったです! ほか、ヴァルポチェッラ(Valpolicella)のクラシック(Classic/グラス$12、ボトル$52)も合うそうです

本日のパスタは、みじん切りにしたイカを混ぜ込んだトマト・ソースに、海老がゴロゴロ入った海の幸の香りたっぷりのリングイネ($30)。ゆで加減はもちろん完璧アル・デンテ♪ 記者は甲殻類アレルギーなので海老はよけての試食でしたが、それでも今回の記者の一番のヒットで、ソースにイカの食感と風味が絶妙に溶け合い、必ずまた(今度は海老以外でアレンジをお願いして)食べたいと思いました。

リングイネ~海老とイカのトマト・ソース($30)
16_1305-5.jpg

 イタリア版・紙包み蒸し焼きのカルトッチョ($32)は、プルプルの白身魚がキャラメライズされたオニオンとフェンネルの上に載った一品。別に添えられるハーブ入りの自家製パン粉とレモンをたっぷりかけて、その食感を楽しみながらいただきます。

本日の魚のカルトッチョ($32)
16_1305-6.jpg

 

紙を開いて別添えの自家製パン粉を振りかけていただきます~♪
16_1305-7.jpg

 デザートのオレンジ・タルト($13)は、1台につき新鮮なオレンジの絞り汁1リットル分を使用した上品な味わい。

シックスティーン自家製オレンジ・タルト
16_1305-8.jpg

 

写真はデガステイションで出されるオレンジ・タルトのポーションですが、ア・ラ・カルト($13)でオーダーするともっと大きめのスライスです。アイス・クリームの下にあるオレンジ・スライスの砂糖煮も上品な味わい
16_1305-9.jpg

 予約制により2人以上からオーダー可能なコースもあり、まず7~8品から成るデガステイションは金・土は$88ですが月~木はなんと$69。さらに、通常は月曜のみの3コース・テイスティング・メニュー($40/アントレ、パスタ、メイン)が、6月いっぱいまでは「ジャパラリアを見た」で火~木もリクエストできます!(1日3組限定)

食後には美味しいコーヒーまで淹れてもらい大満足♪ 「ホントに取材(仕事)か!?」というお叱りの声が聞こえそうなほど、毎回シックスティーンの取材は楽しんでます(笑)
16_1305-10.jpg

 人気の高いイカ墨/カラスミ/蟹のパスタ、アワビのリゾットは3日前までの予約で受付。メインの和牛フィレ($38)もリピーターの多い人気メニューです。

16 – Sixteen

●236 Military Rd., Neutral Bay ☎ (02)9909-0160 ■月~土6PM~9:30PM(ラストオーダー) 日休 ◇酒類ライセンスあり www.restaurant16.com