本場イタリアの味を追求したデザート@シックスティーン

 日本人オーナー・シェフ、龍(りゅう)徹さんがニュートラル・ベイのミリタリー・ロード沿いに2011年初めにオープンしたイタリア料理店シックスティーンが、2月25日に早1周年を迎えます。龍さんは、シドニー・モーニング・ヘラルド・グッド・フード・ガイド(Sydney Morning Herald Good Food Guide)にて2ハット受賞の一流イタリアン・レストラン、ブオン・リコルド(Buon Ricordo)で5年腕を振るった経歴の持ち主。

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 高い天井、モダンな内装の落ち着いた雰囲気は居心地も良く、オープン当初から毎週通い続ける周辺在住のファンもいるなど、すっかり地元に定着しました。

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 1年前と比べ新しいメニューがズラリ。ホームメイドのミートボール($18)やズッキーニ・フラワー($13)といったアントレ、日本人ウケも最高のブルースイマー(蟹)のパッパルデッレ($26)などのパスタ、そしてスパッチコック(雛鳥、$28)やジョン・ドリー(マトウダイ、$28)などのメインが増え、ますます常連客に喜ばれています。

 メニューはすべて壁のボードに書かれていて、現在人気が高いのは、ゲソとズッキーニとパン粉をイカの胴体に詰めたトマト・スープ仕立ての一品スタッフト・スクイッド($23)や、8時間かけてじっくり調理された豚の肩肉のポルケッタ($19)などだそう。

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16_1202-4.jpg ワイン・リストは「リーズナブルなイタリア・ワインを取りそろえています」との言葉通り、イタリア産をメインに、ドイツ/オーストリア、オーストラリア、ニュー・ジーランド産もバランスよくそろったライン・アップ。

 

 

 

 

 

16_1202-5 取材の日は、最初はイタリア産スパークリング・ミネラル・ウォーター、サンペレグリノ(S.Pellegrino/ボトル$6.50)を出してもらっていたのですが、「一杯くらいならいけますよね?」との言葉に甘え、すすめられたマルコ・フェルーガ(Marco Felluga)のマロ(Maro)のピノ・グリ(グラス$8.50、ボトル$39.50)。当然ながらオーストラリア産とは全く異なる味わいで、なるほどイタリア料理に本当によく合う美味しさ♪

 食事は、取材時には順にアントレ、パスタ、メイン、そしてデザートとサーヴしてくれました。ホームメイドのレヴァー・パテ($12)は、フード・プロセッサーを使わず包丁で叩いたレヴァーにトスカーナ地方のヴィンサントというデザート・ワインを効かせ、アントレを待つ間のワインのおともに最適♪

ホームメイド・レヴァー・パテ($12)
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トマトとバジルの香りが食欲をそそるブルスケッタ($4.60)もスターターにおすすめ
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 続いて、本当にごくさっと炒めただけで半生の甘みのあるホタテと、シャキッとした食感が印象的なマッシュルーム、それにコクのあるヴィンコット・ソースが絶妙のホタテのパンフライ($24)。記者の大好物で、同店での食事の際に必ずアントレにオーダーします♪

ホタテのパンフライ($24)
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ホタテのパンフライは皿に残ったソースも厚切りふかふかのサワードウ($5)に浸して残さず堪能したい美味しさ
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パスタは2種類出してくれ、まずこちら、甘いスキャンピと自家製のチリ・オイルが素晴らしいハーモニーを醸し出しているリングイネ・スキャンピ($33)
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そして牛と豚を1日以上かけて煮込みホロホロになった肉が口の中でとろける繊細なソースのビーフ&ポーク・ラグーのパッパルデッレ($20)
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 リングイネもパッパルデッレも、パスタは完璧なアル・デンテで、ゆで加減にうるさい日本人も唸るはず。さすがプロ、タイマーなしでゆでるそうで、ほかの料理に気を取られ、稀についうっかりゆですぎてしまうこともあるそうですが、そんな時はもったいないですが必ずそのパスタを捨てて、すぐに一からゆで直すという徹底したポリシーにも感動。

 そしてメインには鴨の胸肉のロースト($32)。ジューシーな鴨の旨みが口いっぱいに広がり、これまた日本人好みの一品としてぜひ覚えておきたいですね。

鴨の胸肉のロースト($32)
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 食後のデザートも2種類出してくれました♪

本場のマスカルポーネ・チーズを贅沢にたっぷり使ったティラミス($13)
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濃厚でミルキーなパンナコッタ($10)
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 ティラミスもパンナコッタも日本人にはお馴染みですが、龍さんがイタリアで食べて感動した味を再現したいと追求してできた同店オリジナルで、一口食べれば明らかに違いが分かるはず。

ちなみに同店で出されるイタリアのコーヒー($4)は、こちらも日本人の好みを意識してか意外にも軽やかで、デザートとバッチリの相性♪
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 客層は日本人、オーストラリア人ともに多く、落ち着ける雰囲気の店ですが決して敷居の高さを感じさせるような威圧感はないため、子供連れでの日本人ママ友ディナー利用にも人気のようです。

16 – Sixteen

●236 Military Rd., Neutral Bay ☎ (02)9909-0160 ■月~土6PM~9:30PM(ラスト・オーダー) 日休 ◇酒類ライセンスあり(ワインのみBYO可) www.restaurant16.com