「『後悔しないように生きる』をモットーにチャンスにはどんどん飛び込んでいきたい」

「ザ・ビジネス・スクール＆ザ・イングリッシュ・ランゲージ・スクール」マーケティング・スペシャリスト／スチューデント・サポート
来住明奈さん（31歳）
Haruna Raiju

「“来住（らいじゅう）”という変わった名字と、“明奈”と書いて“あきな”ではなく“はるな”という下の名前のおかげで、わりとすんなり私の名前を覚えてもらえるのはありがたいなと思っています（笑）」

　シドニー・シティと、シティから電車で20分ほどのキャンプシーにキャンパスを構える「ザ・ビジネス・スクール（TBS）＆ザ・イングリッシュ・ランゲージ・スクール（TELS）」でマーケティング・スペシャリスト兼スチューデント・サポートとして勤務する明奈（はるな）さん。地元・宮崎の都城（みやこのじょう）高専で化学を専攻、二十歳で卒業と同時に大手企業・花王に就職し、技術開発部で７年間、花王製品の品質保証の仕事に従事した。つまりもともとは完全理系である。

「そうなんです（笑）。私が働いた部門は洗剤や掃除アイテムなどが専門で、それはそれでやりがいのある仕事でしたが、私自身はスキルの幅を広げるため化粧品などの事業に携わりたくて、でもなかなか異動が叶わず、思い切って転職しようと思い立ち、27歳の時に退社しました。すぐ次の仕事を探すだろうと思いきや、会社に縛られなくなった今なら何でもできると思い、急にオーストラリアに行ってみたくなり（笑）」

　こうして2023年に来豪した。当初は「半年くらい行けたらいいかな」とワーキング・ホリデイでの滞在を予定していたが、「やっぱりせっかく行くんだったらスキルを身に着けて日本に帰りたい」と、語学学校とIT系のビジネス・スクールの２年半というガッツリ留学の道を選んだ。

「学校に通いながらレストランやカフェなどで働いていましたが、オフィスでも働いてみたいと思い、いろんな人に言いふらしてたら（笑）、しばらくしてチャンスが巡ってきて、今年１月からTBSで働かせてもらうようになった次第です」

TBSキャンプシー・キャンパスの教室で生徒たちと先生と写る明奈さん（右端）

　2016年に設立されたTBSは英語コースと職業訓練コースの両方を提供する実績ある学校で、明奈さんが働き始めた当時、日本人学生は２人しかおらず、日本人スタッフとしての明奈さんの役割は、さらに日本人学生を増やすこと。

「積極的に留学エージェントや学生にアプローチし、会いに行ったりしています。日本での社会人経験から人間関係を築くのは得意な方だと思っていましたが、それは会社内部のことであって、他社の人との関係をゼロから築くのは難しい部分もたくさんあると気付かされました。TBSはあったかい雰囲気の学校というのが私の第一印象で、働くうちにますますその思いが強くなっています。ほかの学校と比べてまず日本人学生が圧倒的に少ないという良さがあり、やはり他校より授業料が低めという点も魅力的です。学生の国籍は多彩で、明るくフレンドリーな子たちと学べます。スタッフも私を含め全員、親身に学生をサポートしており、毎月学生とのアクティヴィティを楽しんでいます。さらに、独自開発した英語学習アプリを全学生に無料提供しており、継続的な学習と実践的なフィードバックを通じて英語力を効果的に伸ばせるのも強みです」

　TBSのCEOは、明奈さんを「才能があり、向上心と献身性に溢れるスタッフ」と高く評価し、彼女のエネルギーと主体性に感謝するとともに、TBSの一員として迎えられたことを喜んでいる。私生活ではコーヒー通で、TBSでもバリスタを目指す人のためのユニークなコースが近々スタート予定とか。また、TBSで働く傍ら、既に修めたITディプロマのさらに上を目指しバチェラー取得のためシドニーでの大学進学も視野に入れている。

「TBSでもソーシャル・メディア・マーケティングや、インディヴィジュアル・サポートなどのコースを開講していて、英語を学んだ後、スムースにそれら専門コースへと進むことができるので便利です。日本で働いていたころとは180度違う今の仕事ですが、『後悔しないように生きる』をモットーにこれからもチャンスにはどんどん飛び込んでいきたいです。シドニーで学校選びに迷っている方は、ぜひ一度お気軽に私までご連絡の上、学校見学にいらしてください！」

The Business School ＆ The English Language School

●キャンプシー・キャンパス：Suite 4, 59-63 Evaline St., Campsie　●シティ・キャンパス：Level 9, 140 Elizabeth St., Sydney　℡: 0435-388-572（明奈さん直通）　公式サイト：tbs.edu.au　TBSの学生たちとの楽しい交流会の様子も随時投稿の明奈さんのインスタグラム：haru_tels

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