【※同展のため来豪したケリス・ウィン・エヴァンスが日本に対する思いを語った日本語字幕付きコメントありのジャパラリア公式YouTubeチャンネルの取材動画はこちら!】
ザ・ロックスのオーストラリア現代美術館(MCA)で6月6日、「ケリス・ウィン・エヴァンス展」が開幕、10月19日(日)まで開催中。

展覧会名からも分かる通りロンドンを拠点に活躍するウェールズ出身の現代アーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンスのオーストラリア初の大規模な特別展で、ネオンを用いた光のインスタレイションにサウンドを組み合わせた圧倒的かつきらめきたる作品でありながら、同時になぜか観る物の心を穏やかにさせるという一見、相反する2つの要素が見事に共存した独自のアートを堪能させてくれる。

1958年生まれのケリス・ウィン・エヴァンスは地元ウェールズのアート・カレッジで芸術の基礎を学んだ後、ロンドンで彫刻、そして映画とテレビも専攻、大学卒業後の1980年代後半には世界的に有名なイギリス人映画監督デレク・ジャーマンのアシスタントとして働き、日本でも公開された「エンジェリック・カンヴァセーション」や「カラヴァッジオ」などのデレク・ジャーマン監督の映画制作にも携わった。このように映画や文学などにも精通しているほか、日本の伝統文化に対しても深い関心を持つ大の親日家でもあり、自身の作品に能や生け花などの要素を取り入れたりもし、日本ではこれまでに何度も個展を開催している。例えば今回の特別展での目玉作品のひとつ、フランス人作家マルセル・プルーストが20世紀前半に発表した小説「失われた時を求めて(英題:In Search of Lost Time)」第4篇「ソドムとゴモラ」の吉川一義(よしかわかずよし)による日本語訳の文字を立体化した「F=O=U=N=T=A=I=N(ファウンテン)」は、高さ3メートル、幅10メートルの白いネオンのインスタレイションだ。
今回の特別展の目玉作品「F=O=U=N=T=A=I=N(ファウンテン)」(2020年作)

ほか、クリスタル・ガラスで作られた37本のフルートにコンプレッサーで空気を送り音を奏でる自動演奏作品「37のフルートのための音楽」も圧巻。
6月5日に開催されたメディア・プレヴューでララ・ストロングマンMCA企画&デジタル部門ディレクター(右)とともにQ&Aトークに応じた際のケリス・ウィン・エヴァンス

【※同展のため来豪したケリス・ウィン・エヴァンスが日本に対する思いを語った日本語字幕付きコメントありのジャパラリア公式YouTubeチャンネルの取材動画はこちら!】
“Cerith Wyn Evans …. in light of the visible” – info
●会場:オーストラリア現代美術館(Museum of Contemporary Art Australia, George St., Sydney) ●2025年10月19日(日)まで開催中 ●開館時間(火曜休館):10am-5pm ●料金:大人$35、コンセッション$28、18歳未満/オーストラリアの学生無料 ℡: (02)9245-2400 mca.com.au
【ジャパラリア公式YouTubeチャンネル最新投稿】
●シドニー・ニュース:「ケリス・ウィン・エヴァンス展」
●シドニー・ニュース:「ヨルングの力〜イルカラ・アート展」
●シドニー・レストラン取材:スシトレイン・ボンダイ・ジャンクション店
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