【ペアチケット2組様プレゼント!】
【※マグリット展のメディア・プレヴュー取材動画はこちら!】
ザ・ドメインにあるNSW州立美術館・旧館(南館)で10月26日、特別展「マグリット」が開幕、2025年2月9日まで開催中。
「偽りの鏡(The False Mirror)」(1929年作/油絵/54 x 80.9cm/NY近代美術館蔵)

展覧会名にある通り、シュルレアリスムの巨匠として知られるベルギーの画家ルネ・マグリット(1898〜1967)の絵画80点以上を展示したオーストラリア初の回顧展で、やはりほとんどの作品がオーストラリア初公開となる。
「ゴルゴンダ」(1953年作/油絵/80 x 100.3cm/米ヒューストンの美術館メニル・コレクション蔵)

日常的な題材を非現実的な発想の下に表現したマグリットの作風は、鬱病を患っていた実母が彼が13歳の時に入水自殺したことも影響しているとされ、幼くして母親を亡くした事実を受け入れられず、母はまだ生きていると思いたい一方、いや母はもう死んだのだという冷静な思考が交錯する中で生み出されたともいわれている。私生活そのものはいたって小市民的で、画家になった初期のころに3年ほどパリに住んだ以外は24歳の時に結婚した幼馴染みの妻と生涯添い遂げ、68歳で亡くなるまでベルギー・ブリュッセルの客間と寝室、ダイニング・ルーム、キッチンがあるだけのアパートでつつましく暮らし、アトリエも構えずキッチンの片隅で創作活動を行い、世界恐慌で画家として生計を立てることが困難になった1930年代にはなんと銀行員として働いた時期もある。
アメリカ人写真家デュアン・マイケル撮影「帽子を持ち上げるマグリット」(マグリット66歳ごろの1965年撮影/© Duane Michals. Courtesy of DC Moore Gallery, New York)

そんなマグリット展のペアチケット($70相当)を抽選で本誌読者2組にプレゼント。希望者はジャパラリア公式サイト上お問い合わせフォーム(こちら!)よりメッセージ欄に①氏名(ローマ字)、②住所(郵便番号もお忘れなく)に続けて、③「マグリット展」と記載の上、送信ボタンを押して応募を。11月8日(金)到着分まで有効。なお、当選者の発表は電子チケットのE-mail送信をもって代える。
また、マグリット展期間中の11月3日(日)から2025年2月2日(日)までの毎週日曜11amより、同館専属の日本人ヴォランティアによる同展の日本語ガイド・ツアーも行われることが決定し、約1時間かけて同展の見どころなどを案内してくれる(※年末年始の12月22日〜1月5日を除く)。参加希望者はマグリット展の入場チケットを事前購入の上、11am前に旧館(南館)地下2階の同展入口前に集合を。
【マグリット展のメディア・プレヴュー取材動画はこちら!】
“Magritte” – info
●会場:NSW州立美術館・旧館(南館)(Art Gallery of NSW – South Building, Art Gallery Rd., Sydney) ●期間:10月26日(土)〜2025年2月9日(日) ●開館時間(12月25日以外、休館日なしで毎日開館):10am-5pm(水は10pmまで)●料金(※水曜5pm以降は1人分の料金で2人入場可能):大人$35、コンセッション$32、メンバー$30、12〜17歳$18、ファミリー(大人2人+子供3人まで)$88 ℡:1800-679-278 artgallery.nsw.gov.au
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●ニュース:マグリット展
●レストラン取材:かぶき松緑
●レストラン取材:さくら亭
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