サーキュラー・キーに新たな高級レストラン「シックス・ヘッド」が登場

 サーキュラー・キー駅から外国旅客ターミナルを通り過ぎた左手、オペラ・ハウスをシドニー湾の対岸から見渡せる絶好のロケイションに新たなレストラン「シックス・ヘッド」が5月にオープンしました。

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 店名は1788年、もともと牛のいなかったオーストラリアに6頭の黒牛が南アフリカから船で運ばれてきたことに由来しています。現在世界的に名高いオージー・ビーフの起源です。

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 ヘッド・シェフのショーン・ホールは南アの放牧場で育ち、伝統的フランス料理の技術を習得後、英国のカリスマ・シェフ、ジェイミー・オリヴァーのレストラン・グループで勤めた経歴の持ち主。牧場で育ったことから良質な牛の選定眼と牛の旨さを最大限に引き出す調理法に長けており、同店のオープンに当たっては全豪で最も良質な牛を求め何カ月もかけて仕入れ先を探したというこだわりぶり。ミート・ラヴァーには生唾ものの厳選ステーキが勢ぞろいし、それぞれの肉に応じた最高の味付けと焼き加減で提供。

※以下、ここに掲載の料理写真はすべて3コース・メニュー($98)より

ブッラータ
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ショート・リブ・コロッケ
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 海の幸も充実で、最近NYで人気のキャヴィア・バーのように、キャヴィア(伊産スタージョン30g: $120、カスピ海産ベルーガ同$200)が単品で注文できるという贅沢もオーストラリアでは珍しいです。

 ア・ラ・カルトのほか、ここに写真を掲載の3コース・メニュー($98)もおすすめ。前菜はキャラメル・ソースがかかったイチジクとの組み合わせが絶妙なとろとろモッツァレラのブッラータ、または洋風メンチカツといった味わいのショート・リブ・コロッケの2種類から、メインは穀物飼育牛のテンダー・ヴァレー・フィレ(200g)、ウズラの炭火焼き、本日の魚料理の3種類から選べます。

テンダー・ヴァレー産フィレ(200g)
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メニューには上記肉料理の付け合せにチップスとありましたが取材時にはサラダとどちらがいいか聞いてくれサラダをチョイス
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ウズラの炭火焼き
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本日の魚料理(取材の日はマダイ)
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 ショーンがすすめてくれたミディアム・レアの牛フィレはナイフを入れた瞬間すっと肉汁が溢れ出すほど軟らかくジューシーで、記者が選んだ特製マッシュルーム・ソースとの相性も抜群。たっぷりのロースト野菜も嬉しいウズラの炭火焼きはリッチな気分になるし、取材の日はマダイだった本日の魚料理はシンプルな白身の旨味を香辛料やショウガなどを使った特製ソースが引き立てています。

 デザートはココナツ入りパンナコッタ、またはクリーム・チーズがベイスの糖蜜タルトでどちらも上質な味わい。ワインは世界各国の銘柄が250種類以上あって上質な食事をアシストしてくれます。日本からの来客を案内するのはもちろん、デイトや接待などで優雅なひと時を演出してくれる大型店の誕生です。

パンナコッタ
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糖蜜タルト
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6 Head

● Bay 10 & 11, Campbell’s Stores, 7-27 Circular Quay West, The Rocks ☎ (02)8629-8866 ■日~木12pm-10pm、金土12pm-Late 無休 ◇酒類ライセンスあり 6head.com.au