日本人3シェフによるコラボ・ディナー

 ピアモントの「エイジュ」の岡崎英樹さん、クロウズ・ネストの「華樹林」の松谷朋之さん(松谷さんは最近、華樹林を退職)、そしてサリー・ヒルズの「神楽」の原田義信さんという和洋のバックグラウンドと日豪での豊富な経験を持つ3人の日本人シェフによる豪華ディナーが楽しめる一夜限りの特別イヴェントが10月30日、エイジュで開催されました。コンプリメンタリー・スパークリング・ワイン1杯を含む食事代$108、エイジュのソムリエ寺本和奈可(わなか)さんによるマッチング・ワインを付けるとプラス$50というチケット代金だったにもかかわらず、事前予約で満席となり大盛況を博しました。

左から松谷シェフ(華樹林)、ソムリエ寺本さん(エイジュ)、岡崎シェフ(エイジュ)、原田シェフ(神楽)
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 ディナーはスターター3種盛りに始まり、前菜1品、さらに前菜3種盛り、ポーク・オッソ・ブーコ、ちらし寿司、和牛サーロイン・ステーキ、そしてデザートという超豪華コースで、3人のシェフがそれぞれ分担。いずれも一見、洋風の見た目でありながらどこかしらに和テイストを盛り込んであり、中でもいずれもメインとなる原田シェフのポーク・オッソ・ブーコ、松谷シェフのちらし寿司、そして岡崎シェフの和牛サーロイン・ステーキは圧巻の美味しさでした。デザートの前の最後のメインであるサーロイン・ステーキが出されるころには参加者から「そろそろお腹いっぱい」という声も漏れましたが、あまりの美味しさにほぼ全員がきれいに完食、デザートももちろん別腹で完食、寺本さんのチョイスによるそれぞれの料理に合わせたワインや日本酒、デザートの梅酒などとともに堪能しました。

スープも絶妙な味わいの原田シェフの麹とワサビ風味のポーク・オッソ・ブーコ
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冷製茶碗蒸しも添えられ見た目も斬新かつ可愛らしく、ウニもどっさりトッピングされた松谷シェフのちらし寿司
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肉の完璧な焼き加減だけでなくしょうゆバター・ソースが唸る美味しさの岡崎シェフの和牛サーロイン・ステーキ
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