同性婚ウエディング・フラワーの問い合わせも大歓迎! 優雅フローラル・デザイン by 勢津子

 15年以上の経験を持つ日本人フラワー・デザイナー柳澤勢津子さんがグリーブに構える花店とフラワー・アレンジメント・スクール、そしてカフェにギャラリー・スペイスの「優雅フローラル・デザイン by 勢津子」。

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 勢津子さんは過去に数々の栄誉ある大規模なフラワー・コンペで受賞、シドニーの総督官邸やザ・カスタムズ・ハウス、ジャパン・ファウンデイションでの個展のほか、シドニーで撮影されたヒュー・ジャックマン主演の2013年の映画「ウルヴァリン:SAMURAI(The Wolverine)」では室内シーンのすべての花を担当、シドニー空港内のカンタス航空ファースト・クラス専用ラウンジの花も7年間手がけた輝かしい経歴の持ち主。

ブーケから披露宴会場全体のフラワー・アレンジまで勢津子さんにお任せ
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 バースデイや新店舗オープン祝いなどの通常の贈答用の花($100以上のオーダーで近郊配達可)だけでなくウエディング・フラワーも大人気で、昨年、オーストラリアでは同性婚が法律で認められたことを受け、同性婚ウエディングの花のアレンジも大歓迎とのこと。例えば新郎が胸に差すブートニアなら1人分$70という安さでオーダー可能。ブーケや披露宴会場全体までの場合、勢津子さんはできるだけ直接依頼主に会っての無料コンサルテイションで花の種類や予算などの希望を聞き、プロとしてのアドヴァイスを添えながら見積もりを出してくれ、現在までに数多くのカップルのウエディング・フラワーを手がけてきました。オーストラリアならではのネイティヴ・フラワーを使ったアレンジもおすすめとか。

 毎週水土午前中に開催のフラワー・アレンジメント・レッスンも、1回2時間、ターム制ではなく例えば月に一度など自分の都合に合わせて気軽に受講できることから大好評で、初心者にも勢津子さんが丁寧に指導してくれます。受講費は、花材費(その日アレンジした花をそのまま家に持ち帰ることができる)とコーヒーまたはお茶付きで1回$100(4人以上のグループ受講の場合、ほかの曜日も相談可)。

和気あいあいとしたフラワー・アレンジメントのレッスン風景(右端が勢津子さん)
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 カフェでは、メルボルンの主要紙「ジ・エイジ」がベスト・メキシカン・レスランに選出したTAS州のラ・ルーチャで経験を積んだブレット・シューターを新たなシェフに迎え、新メニューも登場。デザートもすべてブレットの手作りで、日本風の甘さ控えめのケーキ各種をぜひおすすめ。コーヒーは勢津子さんの夫ベンさんがイタリア・シシリー島出身とあって、コーヒーに若干ロブスタ種が入ったイタリア南部の島の味を味わえます。

カフェの本日のスペシャルより「キヌアとビートルートのサラダ」($17)はヴィネグレットのさっぱりドレッシングながらハルーミ・チーズも入ってヴォリューム満点
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シェフ手作りの「デスbyチョコレート」($7.50)は日本のガトー・オゥ・ショコラを彷彿させる感動的な美味しさ(※写真の飾りはイメージ)
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勢津子さんの夫ベンさんはイタリア・シシリー島出身でこだわりのコーヒーを提供

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Yuga Floral Design by Setsuko

●170 St Johns Rd, Glebe  ☎ (02)9692-8604 / 0413-781-622(勢津子) ■カフェ(月~土)7am-3:30pm(ラスト・オーダー)yugaflora.com.au